売上80万円が4ヶ月で3500万円！？人を育てるコツを完全解説

こんにちは、チョーです！

それでは、吉野先生！本日もよろしくお願いします！

はい！よろしくお願いします！

私の経験を交えて解決策をお伝えするよ！

まず前提として、人を育てるのには時間がかかる。
建築会社の社長さんが「職人さんを一人育てるのに10年かかる」と言っていた。

職人さんはほとんど中卒で入ってきて、10年修行して20歳半ばには一人前になる。しかし大学院卒で職人になろうとすると‥‥？

運動神経・反射神経・感覚などイチから叩き込まないといけないから大変だ。

医者の世界も同じだ。オペの上手さは学歴は関係ない。

いかに手を動かしたかだ。オペの経験をたくさん積んだら上手くなる。
だから大学院に行った人はみんな下手くそ。

その通り。昔は医学生は、非合法だが大学3年生ぐらいから治療のバイトをしていた。注射したり治療したりして、技術を磨いていた。厚労省も目を瞑っていてね。

でもそれを誰かが指摘して、「免許取得→2〜3年研修医を経験→大学院→臨床に出る」という流れができた。昔は20歳ぐらいで治療を始めてたのに、今は32歳ぐらいにならないとできない。

そうだ。すると手を動かしていないから、
治療やオペのレベルが下がる。

会社も同じで、10年いてやっと仕事として一人前とされていた。

しかし今は昔と違って10年同じ職場にいないのが当たり前だ。今の大卒の学生が最初の企業に就職して、何年会社に残ると思う？

1.6年だ。

私たちが学生の頃、就職すると基本は永久就職だった。転職なんて考えられない。22歳で入社して、60歳で定年を迎えるとすると38年勤続することになる。平均勤続年数は23年だった。

さっき言ったように、人を育てるのに10年かけるのは不可能になってきているんだ。

先ほどの建築会社の社長さんが、画期的な方法で教育していた。
新入社員全員にiPadを渡して、動画で教育したんだ。

覚えてほしい技を撮影して、動画に残すんだ。
新人の職人はそれを見て覚える。

実は私もエルディアクリニックで動画での教育を実践している。
結果、月80万しか売上げがなかったのに、半年で3,000万円を超えた。従業員は4人だったのに、40人に増えた。

例えば水道トラブルが起きたら、業者への連絡やトラブル対応の様子を全て撮影しておく。「言葉」で覚えるのではなく「画像」で覚えるんだ。

一番ダメなのがメモ。
学生の時に授業でメモを取った内容を今覚えてる？

全部「動画」で覚えさせるのがポイント。
礼儀作法についても、礼儀作法専門の動画サイトがあるから、それをまず見させて次は実践させるんだ。

あと教育で大切なのは“知合一致”だ。

道徳感や倫理観を徹底して教え込むんだ。まずは経営者が背中を見せるために、僕は一番に出社して掃除とゴミを捨てをしていた。

あとは普段絶対怒らないとか、事件があったら絶対自分が解決するとかを徹底して行って、どんな困ったことがあっても吉野さんに言えば絶対解決してくれるっていう安心感を作り上げてた。

今は人がすぐやめるから教育にも時間をかけていられない。他の会社でも通じる内容を教えなければならない。0歳児を3歳児にするぐらいのつもりでやる。

だけど、職場を辞めても「私は吉野さんに育てていただいたんだ」って感謝されていると、やめた人がまた戻ってきたことがあるよ。僕が病院を変えた時に、一緒についてきてくれた社員もいる。

その通り。それが人を育てることだ。

仕事を覚えるのには、知識と実践が同時になっている必要がある。
昔の丸暗記の方法は間違っていた。小中高で丸暗記したことは覚えてないでしょ？

わかりやすいのはゴルフ。本を読んでゴルフを勉強する人はいない。
新橋駅で傘を振って身体で覚えさせるでしょ。

ゴミ捨ても同じ。まず「ゴミを捨てることによって、どれだけの人が幸せになっているか」を考えるんだ。すると、マニュアルがなくても、やるべきことが見えてくる。

「働く」というのは「傍（はた）を楽にすること」。「周りの人を幸せにすること」であって「お金をもらうこと」ではない。誰かの役に立つために仕事があると体で覚えさせてあげることが人を育てるってことだ。